アルテ音楽研究所の研究報告しちゃいます!

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愛のプレリュード 解説

今回は愛のプレリュードについてです。

http://youtu.be/DNPAM5ABhvs


プレリュードとは、簡単に言うと…
(1)導入的性格をもつ器楽曲。
一五世紀ごろ、即興的な器楽曲として現れ、一七、八世紀には舞踊組曲の冒頭楽章として、また、フーガと組み合わせた
形式で盛んに作られた。一九世紀以降は導入的性格をもたない独立的な作品も多い。
(2)オペラの全体あるいは各幕の序曲。
2 事件や物事の始まり。「雪解けの水が春の―を奏でる」

とまぁ、こんな感じなんですね。
クラシック音楽の専門用語(楽語なんて言い方しますが)的な印象が強い言葉です。

プレリュードって曲名の曲といえば、バッハの無伴奏チェロ組曲1番、ワーグナーのマイスタージンガー、リストのレ・プレリュードなど有名ですね。

『プレリュード』っていうのは、もちろん明るい物だけでなく、中には暗いプレリュードもあるんですけど、『プレリュード』って聞くと、とりあえず「明るく華やか。壮大で雄大」ってイメージが僕なんかは強いんですが(オペラのイメージが強いからでしょうか)。

さてさて、この『We've only just begun』は、直訳すると『私達は始まったばかり』になるはずなんですが、邦題タイトルはご存知のように『愛のプレリュード』。
実は、プレリュードって言葉は歌詞の中に一回も出て来ません。しかも‼ 『LOVE』っていう直接的な『愛』に関する言葉も出てこないんですよ。
それでも、幸せいっぱいな新生活を歌った歌。

『愛の』『プレリュード』分けて考えると、なにやら重い感じもするし、もっとしつこい愛情に感じますが、曲自体は爽やかな微笑ましい始まり方。
一瞬「えっ…⁉」となりそうですが、幸せな生活の始まりを表すには最高の和訳に感じます。

演奏するには転調も沢山あるし、音域も下から上まで出てきます。
それでも、さらっと歌ってしまう、カレン。
うーん、素敵‼‼


今回、頑張ってこの邦題タイトルを付けた方を探してみたんですが、結局わかりませんでした。
もし、ご存知の方は教えて下さ〜い(>_<)

こんなセンスあるタイトルを考えられる人になりたいです(≧∇≦)

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Posted by アルテ音楽研究所 at 2013年09月04日   12:07
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